令和5年度 経営概要

教育の目的は「人格の完成、国家・社会の形成者として必要な資質の育成(教育基本法)」、即ち「自立した共同体」を支える「自立した個人(経済的、精神的、社会的に自立した主権者=引き受けて考え理性を尊重する成熟した市民)」を育成することである。このことを踏まえ、「地域を見つめ郷土を大切にするとともに、広い視野で考え正しい行動ができる。」「地域社会の発展に主体的に貢献し変化を創り出す。」「自らの将来に向かって自己実現を図りながらたくましく生きぬく。」そうした、社会力のある自立した人間への基礎づくりを目指し、生徒が育つ教育を行う。

 

1  経営の理念

全職員が教育公務員としての使命感と責任感を持ち、常に研鑽に励むと共に、叡智を結集して信頼と協働のもと積極的に学校経営に参画し、学校の伝統や地域の良さを生かしながら、全教育活動を通して学校教育目標の具現に努め、生徒一人一人が個性的で豊かな資質を開花させ「志あふれた生きぬく力」を培えるよう支援する。。

 

2  経営の方針

◎   南陽市第6次総合計画及び第六次南陽市教育振興計画、「南陽市の教育」の具現化を踏まえながら、生徒主体の生徒が育つ学校を創造する。

◎   どの生徒もかけがえのない存在として大切にし、一人一人の状況、心理、背景を充分に把握しながら多様性を理解し、良さを見出し磨き伸ばすようにする。

◎ 教育活動全般において、相互に人間として無条件に尊重し合う態度でありのままに自分を語り、理解し合う人間関係【共感的人間関係】をつくりながら、自分は価値ある存在であること【自己存在感】を実感させる場を工夫し、常に『相手』と『自分』の両者を中心にすえながら、自分で判断して決断して実行【自己決定】させることを大切にする。そのために、基盤となる学級・学年を安全で安心な居場所【安全安心な居場所づくり】となるよう十分に配慮する。

◎   「正しい」判断と行動ができるよう、「ねらい(何のために)」を明確に持ち、生徒にも理解させながら、「考えさせる」ことを通して「自立」の精神を育み、「自己分析・自己指導・自己決定・自力解決」の経験を大切にする。

◎   生徒たちに損得によらない内発的な動機を喚起し、学ぶ楽しさの実感が次の学びの意欲につながる学習指導を行う。

◎   未来を生きる生徒の「学び方」「生き方」の土台づくりをしているという責任の重さを自覚し、自らを律し相互に高め合いながら職務を全うする。

◎   報告・連絡・相談+確認の励行と教育観・指導観のすり合わせにより組織力を高め、全職員が全生徒の担任という意識のもと、それぞれの個性を尊重しながら補完し合い、協働に徹する。

◎   家庭、地域、幼保小とのかかわりを大切にし、協力して教育にあたる。また、学校運営協議会の趣旨に則りながら、会の充実に努める。

◎ ウイズコロナを踏まえ、生徒・教職員の心身に十分配慮した教育活動を行う。

 

3 令和5年度 南陽市立宮内中学校教育大綱    右をクリックしてください➡ R5の教育大綱

右をクリックしてください➡ ★生徒が育つ学校の創造に向けて

4 南陽市立宮内中学校 学校いじめ防止基本方針  右をクリックしてください➡ 学校いじめ防止基本方針