平成22年(2010年)4月に、旧宮内、吉野、漆山の3中学校が統合し、新宮内中学校がスタートしてから10年が経ちました。本校では、新校舎とグラウンド等の付随施設が全て完成した9月9日を創立記念日としていますが、今年はその日から修学旅行等の学年行事が始まるため、10周年記念式を本日挙行しました。
式では、校歌斉唱、生徒代表の言葉、校長式辞の後、同窓会会長の佐藤廣志NDソフトウェア代表取締役会長様より、「コロナ後の日本」~今後の社会を生き抜くために、どのような力を身につけたらよいか~ と題して記念講演をいただきました。NDソフトウェアや熱中小学校の取り組みの紹介を通して、先行き不透明な世界を生き抜くためには、「人のやらないことを、人のやらない方法でやる」、「周りの人と協力していく」、「好きなこと、楽しそうなこと、興味のあることをやる、続ける」、「自分で考え、自分で行動する」ことが大事であることをお示しいただきました。
今年は、コロナ禍によって制約が多い中で学校生活を送らなければなりません。ですから、本校の伝統になっていることでも、昨年までのままでは不可能なことがたくさんあります。コロナにも対応できるようにアレンジしたり、新しいものを創造したりしながら、先輩方が積み上げてきた伝統を次の10年につないでいってほしいものです。