令和2年度修了式を挙行しました。
臨時休校からスタートした今年度の授業日数は、臨時休校の分を補うために夏休みを短縮したりしましたが、例年より2週間分少ない194日でした。市連合運動会や地区総体等、実施できなかった行事もありましたが、その他の行事は感染症予防に配慮しながら、内容を工夫して実施してきましたし、授業も予定された内容を完了しています。日数は少なくても、密度が濃い一年だったということです。
コロナ禍によって、リモートワークやオンライン学習などが広まってきましたが、画面を通してのやり取りは、人と人とが直接関わることで得られる学びや経験にはまだまだ及ばないようです。幅広い個性を持った人たちが関わり合うと、個性がぶつかりトラブルになることもありますが、お互いに自分が持っていないものを学び合うことができるからです。学校は、まさに違う個性を持つもの同士が互いに磨きあって人間として成長する場です。一年を終えるにあたり、自分を成長させてくれた仲間に感謝したいものです。